研究調査事業
研究調査事業
研究所では、専任研究員の他、外部の研究者・専門家の参加も得て、金融・資本市場に関連する多くの研究会を設置し、研究活動を進めています。研究会には、金融商品取引法や証券税制に関するもの、証券会社等の経営に関するもの、株式・公社債等金融商品に関するもの、ヨーロッパ・アジア等地域別の資本市場に関するものなどがあります。研究活動の成果は、出版物やホームページを通じて広く公表しています。この他、証券関係団体の個別の問題意識を踏まえて研究会を設置し、そこでの研究成果を取りまとめて関係団体に報告するような活動も行っています。
研究調査事業では、以下の3つの活動を行っています。
(1)研究会活動
当研究所は、証券・金融資本市場等に関連する広範な分野にわたり、研究会を設置して研究会活動を行っています。
現在、設置している研究会は以下の通りです。
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共同研究会
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テーマ別研究会
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学術研究会
各研究会は、当研究所の研究員が主査を務めるほか、外部の学者・研究者に座長をお願いし、メンバーには外部の学者・研究者や実務家等を迎えて、中立的、学術的な立場から、自由に研究活動を推進しています。
こうした研究会活動の成果は、各テーマ毎にまとめ、幅広く公表することに努めており、単行本を発刊したり、当研究所の季刊誌「証券経済研究」や、隔月刊誌「証研レポート」などに掲載しています。今後は、ホームページを通じた情報発信も進めていきます。
- 研究交流
- 研究所の研究会には、大学や外部の研究機関の研究者、金融・資本市場で活動する専門家が多数参加し、活発な議論が行われています。また、研究所は、金融・資本市場分野の研究に従事している外部の研究者に客員研究員を委嘱し、これらの研究者からさまざまな協力・支援を得て研究活動を進めています。
- 学会活動の支援
- 研究所は、証券に関する理論、歴史、政策などの研究に従事する研究者で組織された「証券経済学会」の事務局として、その活動を積極的に支援しています。
- 若手研究者の育成
- 研究所は、研究会メンバーとしての受け入れ、講演・報告の場の提供、客員研究員の委嘱など、研究活動のさまざまな局面において、若手研究者の育成、若手研究者との連携強化に取り組んでいます。
(2)その他の研究調査活動
その他の研究調査活動としては、内外市場動向の調査等、幅広い調査活動を行っています。
具体的には、当研究所の研究員や特任リサーチ・フェローが、a.海外の論文等のわが国への紹介、b.世界各国における証券規制などに関する調査、c.わが国及び主要国の金融資本市場の現状についての調査と分析、d.海外証券関係法令の調査分析等を行っています。
その活動の成果は、単行本として、「図説日本の証券市場」など「主要国図説証券シリーズ」や「新外国証券関係法令集」を発刊するとともに、当研究所の月刊誌「証券レビュー」や隔月刊誌「証研レポート」などに掲載したり、ホームページの「トピックス欄」に掲載するなど、広く公表しています。
具体的には、当研究所の研究員や特任リサーチ・フェローが、a.海外の論文等のわが国への紹介、b.世界各国における証券規制などに関する調査、c.わが国及び主要国の金融資本市場の現状についての調査と分析、d.海外証券関係法令の調査分析等を行っています。
その活動の成果は、単行本として、「図説日本の証券市場」など「主要国図説証券シリーズ」や「新外国証券関係法令集」を発刊するとともに、当研究所の月刊誌「証券レビュー」や隔月刊誌「証研レポート」などに掲載したり、ホームページの「トピックス欄」に掲載するなど、広く公表しています。
(3)日本証券史資料の収集・編纂活動
日本証券史資料の収集・編纂活動としては、a.日本証券史に関する資料を収集・編纂し、「日本証券史資料」として取りまとめて発刊する活動と、b.証券史資料編纂事業の一環として、証券・資本市場を巡る様々な動きを「証券」、「金融」、「一般」に分類・整理して、ホームページに月毎に「証券年表」として掲載しています。