新外国証券関係法令集
アメリカI(2007年4月)
近年、海外における証券市場をめぐる環境の変化はめまぐるしく、外国の証券関係法令の改正も逐次行われている。そこで、今般、従来の「外国証券関係法令集」を全面的に改訂し、主要国について「新外国証券関係法令集」として、最新の版に基づき、翻訳を順次刊行してゆくこととした。
今回は、その第1回として米国「2002年 サーベンス・オクスリー法」の翻訳を刊行した。企業改革法(SOX法)として知られるこの法律は、エンロン事件を契機に、わずか半年強と言う異例の早さで広範な内容にわたる大法律が成立しており、米国資本市場の信頼回復のための基本法となった法律である。
目次
-
第1章 公開会社会計審査会
-
第2章 監査人の独立性
-
第3章 会社の責任
-
第4章 財務開示の強化
-
第5章 アナリストの利益相反
-
第6章 委員会の財源および権限
-
第7章 調査および報告
-
第8章 会社詐欺および刑事詐欺に関する説明責任
-
第9章 ホワイトカラー犯罪の罰則強化
-
第10章 法人税申告書
-
第11章 会社詐欺および説明責任
-
サーベンス・オックスリー法 原文
[ PUBLIC LAW 107-204-JULY 30,2002 ]