経済一般書
日本の金融持株会社
金融持株会社研究会編
ISBN4-89032-031-8
2001年3月発行
A5判 170頁
本体(税別)2,000円(税込2,200円)
ISBN4-89032-031-8
2001年3月発行
A5判 170頁
本体(税別)2,000円(税込2,200円)
経済・金融のグローバル化の流れの中で、1990年代の金融システム動揺に関連して、金融市場で生き延びていく途の1つとして、金融持株会社の仕組みを選択する金融機関が増えている。しかし、わが国の金融持株会社制度は、アメリカに比べればまだまだ緒についたばかりで、今後どのように発展していくか未知数である。本書は、わが国では初めての金融持株会社に関する多角的な研究書で、法学、経済学、経営学の観点から多面的な分析を行っている。
目次
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第1章 金融持株会社と金融再編成高木仁明治大学教授 佐賀卓雄当研究所主任研究員
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第2章 金融持株会社と銀行業の変貌磯谷玲宇都宮大学助教授・当研究所兼任研究員
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第3章 銀行の証券業参入と利益相反―組織形態の観点から―小西大一橋大学助教授
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第4章 金融持株会社に対する競争政策―日米比較による検討―滝川敏明富山大学教授
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第5章 金融持株会社の創設と子会社破綻時の責任川口恭弘同志社大学教授
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第6章 金融持株会社の統治構造出見世信之埼玉大学助教授