経済一般書
アジアのフロンティア諸国と経済・金融
アジア資本市場研究会は、発足から12年目を迎え、その第5回目の研究成果物が本書である。今回は、アセアン後発国とアジアのフロンティアと呼ばれる国々を金融に限らず、ややマクロ的な切り口から取り上げている。
具体的には、まず金融構造が経済成長に与える作用について分析し、次いで国際機関とアセアン後発国の関わり合いについて報告を行い、さらにアジアのインフラ金融と資本市場に関してレポートし、また、取引所からみた開発途上国への多角的な支援について報告している。
地域別には、インドネシア、ラオス、カンボジア、ミャンマー、スリランカとバングラデシュ、そしてモンゴルを中心に中国の一帯一路戦略の現状について分析している。
目次
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大和総研副理事長・当研究所理事 川村雄介
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獨協大学経済学部・国際環境経済学科教授 木原隆司
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アジア開発銀行研究所総務部長 中林伸一
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野村資本市場研究所研究部長 関雄太
野村資本市場研究所主任研究員(シンガポール駐在) 北野陽平 -
日本取引所グループグローバル戦略部課長 吉松和彦
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神田外語大学客員教授 安達精司
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大和総研経済調査部長 児玉卓
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三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券金融商品開発部
インベストメントストラテジーズマネージングディレクター 広瀬健 -
三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券金融商品開発部
インベストメントストラテジーズヴァイスプレジデント 塚本憲弘 -
中国南開大学経済学院教授・当研究所客員研究員 薛軍