経済一般書
コロナ後のアジア金融資本市場
本書は、コロナ禍後のアジアの持続的な成長と発展を維持していくための金融資本市場の在り方について検討を行ったアジア資本市場研究会の成果物である。
研究過程で見えてきたのは、コロナ禍の中で、従来からの課題である「環境・社会・ガバナンス(ESG)」、「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」及び「高齢化」に対応する金融資本市場の必要性が増強されるとともに、コロナ禍、債務危機等の「グローバル・リスク」に「耐性(resilience)」を持つ市場と政策が必要となるということである。
本書が今後のアジア金融資本市場の更なる発展のための、ひとつの指針となれば幸甚である。
目次
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木原 隆司 NIRA 総合研究開発機構評議員
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澤田 康幸 東京大学大学院経済学研究科教授
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小川 英治 東京経済大学経済学部教授
羅 鵬飛 摂南大学経済学部講師 -
大野 早苗 武蔵大学副学長・経済学部教授
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木原 隆司 NIRA 総合研究開発機構評議員
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清水 聡 株式会社 日本総合研究所調査部主任研究員
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薛 軍 中国南開大学経済学院教授
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馬 欣欣 法政大学経済学部教授
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北野 陽平 野村資本市場研究所主任研究員(シンガポール駐在)
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神尾 篤史 大和総研政策調査部主任研究員