第73号(2011年3月) 国債発行・流通市場を振返る
書評 飯田和人編著『危機における市場経済』
西尾夏雄
- 〔要 旨〕
その他の記事
- 1990年以降の財政膨張と国債発行の特徴
- 国債の大口売買取引制度、その意義と示唆
- 公社債業者団体の形成と戦時金融統制
- アメリカの州・地方債市場における税額控除債の可能性
- 企業行動に対して中立的な税制―ベルギーのNIDについて―
- リーマン・ショックとFRB―金融危機と短期金融市場―
- アメリカ証券仲裁における「法の明らかな無視の法理」(“Doctrine of Manifest Disregard of the Law”)とわが国における金融ADR制度(指定紛争解決機関制度)
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投資家のディスポジション効果、短気と移り気(下)
―中国の株式投資家に関する実証分析― - 世界金融危機前後における我が国企業のCDSスプレッドの決定要因
- 大恐慌と銀行有価証券会計における原価評価の制度化